メタ・ふりかえり

会社の年末大掃除。一人で1年間分のいろんなプロジェクトのふりかえり結果(KPTをはりつけたフリーボード)を整理しつつ、何か役に立つ傾向は見つからないかなぁ、とふりかえりのふりかえり(メタ・ふりかえり)を行ってみた。
皆には苦労かけたなぁ。とか、当たり前の感想を抱きつつも、1年間通じて複数のプロジェクト、複数のイテレーションのふりかえり結果をまとめて読むと、メンバーそれぞれのK/P/T内容の傾向がよくわかり、またそこから「前向き・後ろ向き・ロジカル・情緒的」などといった性格も読み取れる。実は結構振り返り結果を蓄積しておくのって良い習慣かもしれない。

以下、メモがてらに気付きの一覧。

  • 「マシンが遅い」「メモリが足りない」といったProblemは、簡単に解決できている。
  • 「帰るのが遅い」「疲れている」といったProblemは、簡単に解決できていない。(次のProblemに再登場する傾向が高い)
  • 「技術を習得できて良かった」というKeepはどのふりかえりにも登場する
  • 「勉強会を実施する」「知識を共有する」というTryは、実際にアクションされていないことが多い。
  • 「一体感がない」など、コミュニケーション系Problemの解決は難しい。

やっぱコミュニケーション問題が一番難しい。来年はもっと改善しなくては、と感じたメタ・ふりかえりでした。