質問を活用しよう

Fujiwoさんらしい素晴らしい洞察だ。是非全文読もう。

どうやら、聴衆の方にもセッション自体の価値を上げる責任がある、と考えているようなのだ。

特に感じたのが、よく質問をする、ということだ。セッションの後に、質問が何十分も途絶えない、ということがよくあった。

質疑応答は重要である。質疑応答によるその場での直接的な遣り取りによって、参加者は「独りで本や Web で学ぶ」ことでは得られないセッションならではの生の知識を得ることができる。講師にとっても重要なフィードバックの機会となる。

質疑応答時間を活用しないのは非常にもったいない。めったに会えない講師の場合は貴重なコミュニケーションの機会だと思って質問しちゃおう。
逆に、若く経験の浅い発表者に対しては、質問の形式をとってフォローすることもできる。ぼくは、会社内の発表会や勉強会では必ず質問することにしているのだが、

  • 「それは、○○ということなんですよね?」
  • 「まとめると、○○ということなんでしょうか?」
  • 「一言でいうと、どういうことになりますか?」

などといった質問で、発表者本人が上手に表現できなかった部分を補ってあげるのだ。自分の意見に誘導するようなダークサイドのフォースを使わなければ発表者本人の教育的にも効果的な手。
質問は便利で奥が深い。