プロジェクトファシリテーション同盟

平鍋さんによる、プロジェクトファシリテーションのふりかえり記事がアップされています。なんと講演回数90回!(私もそのうちの3、4回は参加しているはずです)
私の『現場リーダーの技術』は、よくプロジェクトファシリテーションの本であると紹介されることもあり、特に否定はしていませんでしたが、自分なりに関係を明らかにしておきたいと考えました。

さらに、現場でのリーダーとしての実践を岡島さんが本にまとめてくれたり(これはPFとは独立していますが、一緒に働いている仲間です)

平鍋さんが書いてくれているとおり、PFとは独立していますが、もちろん全く独立しているわけではありません。

↑こんな感じで、PFなくしては存在しないのが現場リーダーの技術です。PFの基本的な価値観を継承しつつ、私がリーダーに必要だと思う独自の原則やプラクティスを追加してあります。
関東・関西・福井をはじめ日本中に、私と同じようにPFのインスタンスとして活動をしている仲間がたくさんいます。このゆるやかな繋がり、名づけるならプロジェクトファシリテーション同盟」でしょうか。
現場を改善する。よりいきいきとした職場にする。これらの目的を達成するためには、その現場や会社の持っている環境や背負っている文化と向き合った上で取り組みを続ける必要があります。どこでも同じやり方が通用するわけはないので、このようにゆるやかな繋がりの中で助け合う同盟スタイルは有効です。
だからこそ、プロジェクトファシリテーションはコミュニティ活動と切り離せません。現場にPF的価値観を持ち込み、いきいき職場を目指す意志を持った方は、まずはお近くのコミュニティに参加してみることです。
そして自分なりのやり方、自分の現場にベストマッチしたプラクティスを根付かせ、PF同盟に参加してください。