交渉力を身に付けるには
私は交渉ごとが苦手だと思ってます。というわけで、交渉術を勉強しようと本を読んだりしました。そして気がつかされたのは、必要なのは交渉「力」であって、そしてこの力はリーダーシップと強い関連があるというか、リーダーシップと交渉力は切り離せないということ。そして、自分も以前よりは多少ましな交渉ができてるんではないか?ということです。
交渉の術だけを身に付けようという考えではダメで、自分のプロジェクトを「なんとかしたい」という思いや責任感が交渉の力を徐々に育てるのだと思います。
誰だって、ふと周りの状況に流されてしまうことがあります。悪い状況が続き、「まあ、なるようになる」と考えたい時もあります。しかし、最後に踏みとどまるスキルとして、交渉力を身に付ける意義はあります。自分の持ってる力だけでは解決できなくて、人の力を借りるにも交渉力は必要です。
今、私が改めて必要だと意識している行動や心持は次の点です。
- 次の一手を、寝る前にしっかり考えておくこと
- 人事を尽くして天命を待つ。やれることはやっておくこと
- むやみに交渉に対して苦手意識を持たないこと
- 当事者意識を忘れないこと
交渉力の有無の前に、「交渉によって事態を打開する意志の有無」が結果に大きな違いを生みます。プロジェクトを成功させる。その目的のために行動するリーダーにとって、交渉はプロジェクト活動の一部です。
↓読みやすくオススメの一冊です。必要なのは術でなく、力だということを教えられました。
- 作者: 佐久間賢
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 新書
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