交渉力を身に付けるには

私は交渉ごとが苦手だと思ってます。というわけで、交渉術を勉強しようと本を読んだりしました。そして気がつかされたのは、必要なのは交渉「力」であって、そしてこの力はリーダーシップと強い関連があるというか、リーダーシップと交渉力は切り離せないということ。そして、自分も以前よりは多少ましな交渉ができてるんではないか?ということです。
交渉の術だけを身に付けようという考えではダメで、自分のプロジェクトを「なんとかしたい」という思いや責任感が交渉の力を徐々に育てるのだと思います。
誰だって、ふと周りの状況に流されてしまうことがあります。悪い状況が続き、「まあ、なるようになる」と考えたい時もあります。しかし、最後に踏みとどまるスキルとして、交渉力を身に付ける意義はあります。自分の持ってる力だけでは解決できなくて、人の力を借りるにも交渉力は必要です。
今、私が改めて必要だと意識している行動や心持は次の点です。

  1. 次の一手を、寝る前にしっかり考えておくこと
  2. 人事を尽くして天命を待つ。やれることはやっておくこと
  3. むやみに交渉に対して苦手意識を持たないこと
  4. 当事者意識を忘れないこと

交渉力の有無の前に、「交渉によって事態を打開する意志の有無」が結果に大きな違いを生みます。プロジェクトを成功させる。その目的のために行動するリーダーにとって、交渉はプロジェクト活動の一部です。

↓読みやすくオススメの一冊です。必要なのは術でなく、力だということを教えられました。

交渉力入門 (日経文庫)

交渉力入門 (日経文庫)