タイムライン・ウィズ・ワイフ

現場リーダーにとって、「ふりかえり」のテクニックは、もはや必須となりつつあるが、プロジェクトの現場だけで行うのはもったいない。
ということで、お家でやってみました。名づけて、「タイムライン・ウィズ・ワイフ(TLWW)」

私事ながら、もうすぐ結婚10周年。最近ではすっかり「お父さん」「お母さん」と、パートナーのことを子供との関係で呼び合うのに慣れきっていて、それはそれでいいんだけど、そうではなくて、お互いを個々の人間として、「ありのまま、真正面から向き合う」ことが大事なんじゃないかと、そう思ったわけです。

目的は、プロジェクトにおけるタイムラインとほぼ同じ。出会ってから今までの記憶を二人で話し、二人とも忘れちゃってるちょっとしたエピソードを思い出し、お互い変わったねぇ、なんてつっこみをいれながら、まったりと進めていきます。

必要なアイテムは、次の3つ

  • 模造紙または、フリーボード(※使い捨てのホワイトボード)
  • ペン
  • 思い出の写真

まずは、模造紙の上に年を書き出す。ぼくたちの場合は、出会ったのが1994年なので、そこからスタートして2006年まで。そしてあとは、二人でアルバムをひっくり返しながら、写真を貼り付けていく。ポイントは「なるべく二人で写っているもの」。次に、写真に対するコメントをペンでごりごり書く。そして、お互いに気づいたことを発表し合う。当然というべきか、子供が生まれてからは二人の写真は減り、子供たちの写真ばかりになってしまう。でも、子供の写真は最低限にとどめ、「夫婦の」写真を探そう。そして、二人が何故一緒になったのか、その理由をもう一度探してみよう。

「最近妻と話してないなぁ。と思ったら、TLWW。」