2006-01-01から1年間の記事一覧

メタ・ふりかえり

会社の年末大掃除。一人で1年間分のいろんなプロジェクトのふりかえり結果(KPTをはりつけたフリーボード)を整理しつつ、何か役に立つ傾向は見つからないかなぁ、とふりかえりのふりかえり(メタ・ふりかえり)を行ってみた。 皆には苦労かけたなぁ。とか、…

プロジェクトにおける安易でない精神論について

記事を読んで、なんとなく「おじさん受け」するだろうなぁ。という感想を持った。確かにスポーツ競技はメンタル面が重要なので、それを鍛えようという気持ちも理解できなくもないし、実際にそれで効果を上げている例もあるだろう。http://sports.yahoo.co.jp…

PMマシーン

もし優秀なプロマネの行動パターンを模したマシンを作り、箱に入れ、それをチューリングテストにかけたとする。これを「PMマシーン」とでも呼ぼう。さて、メンバーはプロジェクトに関する様々な相談をPMマシーンと行う。PMマンーンは、問題があれば目的・課…

天秤座は事故を起こす

ITmedia News、交通事故を起こす意外な要因は……より。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/14/news027.html 同社が集めた過去6年間の北米の交通データを基に、10万人のドライバーについて違反チケットの数や起こした事故の件数などを調べたところ…

議事録ドリブン会議

おお、ぼく以外にも議事録ドリブン会議を提唱している人がいる。 http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20338401,00.htm?ref=rss 鈴木氏は「会議とは、“議事録”を共同で作成する作業」と再定義し、参加者全員で議事録を完成させることを会議の…

チームのリズムについてのメモ

ぼくは、PFの中で、リズムを「行動の搬送波」と捉えている 平鍋さんは、ソフトウエア設計に関するリズムについて述べているので、直接は関係ないんだけども、現場リーダーをしていると「チームのリズム」にはかなり敏感になる。 「リズム」というのは、なん…

キックオフミーティングにおける「パーソナルナレーティブ」

開発チームのキックオフミーティングで、「プロジェクトチーム計画書」を使ってメンバーに期待感を伝えるのがぼくのやり方だ。 どうしたらシンプルに、ストレートにリーダーとしても期待感を伝えるか、いろいろ考えているが、とあるプロジェクトで新しいやり…

名言「Social Change Starts With You.」

平鍋さんのところから、素晴らしき言葉。これはもはやXPの枠だけで語れるものじゃない。 そうそう、そうなのだ。角谷さんが Kent にサインをもらったときに、角谷さんが、Kent に、"Social Change starts with you." と言っていた。それを聞いた Kent が、"S…

ジョブス流プレゼンの具体例

「Life is beautiful」中島さんのブログより。http://satoshi.blogs.com/life/2006/07/post_9.html スティーブ・ジョブズのプレゼンにならい、文字の羅列を避け、画像中心の資料を私のスピーチで補足して行くスタイルだ。 主にビジネスの場において有効なス…

「やりたいこと」、と「やらなくちゃいけないこと」

技術ディベートコミュニティ、Object-1でご縁があり、ぼくの知り合いの中でもっとも頻繁にラーメンを食される、「大企業でベンチャ担当として働いていた者」さんのブログより。http://www.doblog.com/weblog/myblog/46470/2616199#2616199 「やりたいこと」…

プロジェクトを成功させる現場リーダーの守・破・離

さて、いよいよ本番だ。恒例のオブジェクト倶楽部イベント。 この一年間で現場リーダーとしての考え方がどのように変わってきたか。そしてそれを上手に表現できるのか。。。 続きは後で書こう。・ ・ ・イベントは無事終了。さて、まずはKPTにて今日のイベン…

AJAXとの付き合い方

確かにAJAXは技術者(特にプログラマ)としては面白いと思う。ぼくも含めてずっと前からWebをやってる人達にとっては、自前でFRAMEなどを使って実現してきた機能(というよりはブラウザを使った非同期通信という仕組み)がやっと大手を振って使えるようにな…

JUDE/Think!で記憶する

JUDEのマインドマップ最適化バージョンである、「JUDE/Think」が発売された。JUDEは、普段のソフトウエア開発には欠かせないツールとなっているが、正直マインドマップはまだそれほど活用したことがない。 そこで今回、JUDE/Think発売記念と銘打って自分なり…

二人のボスとプロジェクトファシリテーター

マトリクス型組織の例を持ち出すまでも無く、ソフトウエア開発を行っている組織では、二人のボスが存在することがある。一人目のボスはプロジェクトリーダーなりプロジェクトマネージャ、もう一人のボスは、組織の(ラインの)上司で、例えば「部長」だ。 ぼ…

オブラブ 夏イベントで話します!

オブジェクト倶楽部の夏イベントで話します。テーマは、『プロジェクトを成功させる現場リーダーの守・破・離』。ストレートにリーダーシップを論じ、なるべく実践的に「現場マネジメント」について語るつもりです。オブラブイベントは一年ぶり。前回よりパ…

思い込み

最近、東京に出張に行くたびに、「必ず」雨が降る。そのたびにお世話になっているホテルで傘を借り続けている。多分ここ2ヶ月で5本くらいにはなるだろう。 最近、ムシキング大会に息子とペアで出場すると、アドバイスすると「必ず」負けて、アドバイスしない…

近未来だけども、アナログ的な魅力

今ぼくが愛用している眼鏡のブランドは知る人ぞ知るspec espace。デザイナーが嫁の妹の旦那で、彼のデザインは多くの有名人をはじめとする眼鏡愛好家から好まれている。http://blog.livedoor.jp/spec_espace/ spec espaceは近未来的なフォルムをコンセプトの…

スランプに陥ったときは・・・

やっぱり忙しいと、気持ちの余裕的に日記が書けなくなる。GW休み中である今日の午前中の小さな目標はこのエントリを書き上げること。さて、スランプに陥ったときは人と話すと良い。これはリーダー本で書いたことだけど、新たに一つ追加したい。 それは、 肉…

「中庸」について

ウヰスキーを飲みながら、考えてみた。 あまのりょーさんにも言及していただいている、「中庸」について、これは現場リーダーにとって大きなポイントになっていると思う。ちなみに、元ネタというか、大いに影響を受けているのは、「アジャイルと規律」だ。ht…

「めちゃ♥モテ」リーダーと「ちょい不良」リーダー

「アタック・バランス・ディフェンス」に続き、新しいリーダーの分類を考えてみた。あなたはどっちのタイプ?無難に行こうぜ。「めちゃ♥モテ」リーダー このタイプのリーダーは、どのような人とのコミュニケーションもそつなくこなす。誰にも嫌われない「理…

武士と武将

第2回Object-Oneでご一緒させていただいた、けだまさんからリーダー本の書評をいただきました。ありがとうございます。http://oojiboo.net/oojiboo/blog/archives/2006/04/post_57.html 著者の描くリーダー像は、どちらかというと熱血漢タイプ。メンバーを巻…

自分は信じない、人を信じる。

ぼくはプロデューサーという仕事のなんたるか良くわかってはいないけど、なんとなく自分の仕事上のゴールは、リーダーというよりは、プロデューサーなんだろうという気持ちを持っている。 ジブリの鈴木さんは、プロデューサーの中でも抜群のプロフェッショナ…

タイムライン・ウィズ・ワイフ

現場リーダーにとって、「ふりかえり」のテクニックは、もはや必須となりつつあるが、プロジェクトの現場だけで行うのはもったいない。 ということで、お家でやってみました。名づけて、「タイムライン・ウィズ・ワイフ(TLWW)」私事ながら、もうすぐ結婚10周…

「どうぶつの森」にみる理想のプロジェクトとは

ぼくは、ゲーム業界を志望していた次期があって、一応(営業職だが)内定を取った企業もある。そのせいか、今でもゲーム業界のことが気になったりする。最近では仕事柄か、ゲームのプロデューサーの仕事に興味があって、特に任天堂には注目している。「どう…

プロジェクトを成功させる 現場リーダーの「技術」

「現場リーダーの本」、出ました!http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797333502/生まれて初めて書いた本です。 平鍋さんに書評をいただいて感激もひとしおですが、世の中確かにプロマネ本は数多くあれど、「現場にこだわった」リーダーシップについ…

王ジャパン優勝に思うこと。

野球って、スポーツって、やっぱり、試合とか大会全体の中での流れってあるんだなぁ。日本は大会全体の流れにうまく乗っていけたと思う。ぼくは、「流れ」をプロジェクトでも、ムシキングでも結構意識してしまう方です。あまり流れに縛られてしまうのも良く…

「堅い」開発スタイル

http://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2006/03/__56f1.html?ref=rss最近、SI業界とIT業界におけるソフトウエア開発スタイルの違いをよく意識するようになった。広く考えると、IT業界には製品開発も含まれる。チェンジビジョンの開発スタイルと、普段私が行っ…

会議の心得その1「持ち帰って検討します」

自分はなるべくなら、「持ち帰って検討云々」は言わないようにしている。そもそもの会議の目的からよほどおおきなズレや、想定外の提案がない限りは、想定結論を持ち込むからだ。話は代わって、福井に向かう最終電車の中で久しぶりの友人に会った。なんでも…

事業方針と自分ビジョン

今朝まで、平鍋さんも書いている合宿に参加していた。 自分がゆうのもなんだけど、うちの事業部には熱くて優秀な人間が多くてためになる。また、深夜に角谷さんが即興でRailsでアプリを書き始めたりする「すぐやる感」も楽しい。 RailsやLLなど、SIにおいて…

ケータイKids

きょう、マリオカートをしたよ。(^O^)おもしろかったよ。 \(^O^)/ これは、小学校2年生の息子から来たメール。 最近携帯を買い換えたのだが、新しい端末が珍しいのか、子供たち(特に長男)が妙にメールをやりたがる。それで驚いたのが、子供の飲み込みの…