「中庸」について

ウヰスキーを飲みながら、考えてみた。
あまのりょーさんにも言及していただいている、「中庸」について、これは現場リーダーにとって大きなポイントになっていると思う。ちなみに、元ネタというか、大いに影響を受けているのは、「アジャイルと規律」だ。

http://mugiwara.jp/ki/?200604b#200604161

これは、結構難しいですね。例えば私の場合、アジャイル開発の実際のプラクティスに倒してしまう傾向があります。岡島さんが書かれているのは、おそらくアジャイル開発的に行う場合でも、まず「プラクティス」ありきではなく、必ず「価値」や「原則」に照らして、それを採用するかどうかを冷静に中庸な立場で判断すべき、という事だと読み取りました。

まさしく、おっしゃるとおりで、アジャイル開発における極端というか、「くっきりとした」プラクティスを採用するかどうかは、かなり冷静に考えます。手法が分かりやすければ分かりやすいほど、キャッチーであればキャッチーであるほど、手段と目的が摩り替わることがあると考えているからです。
ただし、ただしです。何事も経験しないことには引き出しは増えないので、どこかでは踏み切る必要があり、今はその時じゃないかと冷静に考えています。(特にTDD関係)