2022年をふりかえる(コミュニティ活動と副業編)

この記事は「AgileJapanEXPO Advent Calendar 2022」23日目の記事です。

 

毎年言ってますが一年あっという間ですよね。ご無沙汰しておりました。ここではアジャイル関連のイベントやコミュニティ活動、そして副業について2022年をふりかえってみたいと思います。

自身のアジャイルコミュニティでの登壇

今年は2021年と比べると、コミュニティイベントでの発信は少なめでした。1月のRegional Scrum Gathering Tokyo、4月のDevOpsDaysTokyo、6月のScrum Fest Osakaの3回です。もっと積極的にプロポーザル書いて他のイベントにもトライすればよかったかな、とも思うのですが、タイミング的に話したいネタが蓄積しきらず…という感じでした。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2022

まずは1月のRSGT。基本的には本業の永和システムマネジメントでの体験をベースにアウトプットすることが多いのですが、2022年のRSGTでは、Agile Studio ではなく、もう一つの担当であるFDO(Future Design Office)における、「機械学習を学習するチームからの学び」をテーマにしました。機械学習の世界は深く、ソフトウェアエンジニアとして、いかにこの深淵なテーマにワクワクと組織的に取り組むか、は2023年以降も引き続き取り組んでいきます。

www.slideshare.net

DevOpsDaysTokyo 2022

4月のDevOpsDaysTokyoでは、PwCあらたの佐藤さんとコラボレーションし、初めてDevOpsDaysTokyoに参加することができました。(私はほぼ、聞き役だったのですが)超久々のリアル登壇となったことや、普段はなかなか意識したり実務で取り組む機会が少ないコンプライアンスに関して学ぶ機会となったこともあり印象に残っています。

DevOpsDays Tokyo 2022 - コンプライアンス対応をチームの力に ~ 監査人が考える今後のDevOps | ConfEngine - Conference Platform

Scrum Fest Osaka 2022

6月のScrum Fest Osaka では、Agile Studio でのこれまでの取り組みを総決算しつつ、アジャイル受託開発の未来に関して問いかけるようなお話をさせていただきました。現在主流となっている準委任によるアジャイル受託開発は、受注側のリスクが低い反面、帰属意識の低下や付加価値の出し方など、ベンダーとしてもさまざまな問題をはらんでいると考えます。正直、私自身、回答を出せているわけではないのですが、2023年も引き続きこのテーマには取り組んでいきます。

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いずれの登壇も楽しかったのですが、特に「アジャイルベンダーの未来」は、この時点での自分なりの良いまとめのタイミングにできたと考えています。

その他アジャイルコミュニティにおける活動

本業の Agile Studio なんですが、今年もスポンサーとして、Agile Japan(北陸サテライトのスタッフとしても、ひっそりお手伝いしておりました)や、Agile Tech EXPO などのイベントにかかわることができました。基本的には裏方に徹し、登壇するメンバーの選定や、イベント内イベントの企画などを行っています。

今年はおかげ様で登壇やイベントへの反響をいただくことも増えたのですが、自分のこと以上に嬉しいですね。

福井県CDO補佐官としての活動

今年1月から副業として取り組んでいる福井県でのCDO補佐官なのですが、8月からは、福井県高浜町でもアドバイザーとしての活動を始めました。それぞれ、オンラインと現地で数多くの取り組みを行ってきました。

わかりやすいところでは、BPMNやノーコード(今はkintoneをメインにしてます)の普及に向けた教育などがあげられますが、私がやりたいことは、その先、つまりアジャイル内製化チームの立ち上げ、伴走、そこからの組織展開です。これについては、来年以降加速すべく、まさに今仕込み中です。

happyman.hatenablog.jp

具体的にどのようなことを実施し、どんな学びがあり、何が課題なのか、については、2023年1月11日から開催されるRSGT2023を皮切りに、様々な機会を使って発信していきたいと考えていますのでご期待ください。

 

最後になりますが、本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします!