2024年をふりかえる ~ アジャイル経営・生成AI・地域貢献・新拠点

岡島です。

あー、今年もこのブログに書いた記事は一つだけ…。仕事に関係のありそうな内容は Agile Studio のブログに書くことが増えたという理由もありますが、そもそも、書く筋力が衰えている感がありありですね。

さて気を取り直して、2024年をふりかえっていきましょう。

アジャイル経営カンファレンスをきっかけにアジャイルな経営について考え始める

1月26日にアジャイル経営カンファレンス2024のスポンサーセッションに登壇させていただきました。

アジャイルな経営、というキーワードもかなり人口に膾炙してきた昨今ですが、ではアジャイルで売っている永和システムマネジメントは、経営もアジャイルなのか?と問われると、完全なYesではなく、まさに今取り組んでいる最中です。 登壇した時点では、アジリティの高い経営の実現に向けて動き始めて1年以内であり、今読み返しても、我ながらあまり具体性はないな、と思うところもありますが、サイボウズさんや北國銀行さんの経営スタイルを調べたり、自社の取り組みを自分なりの理解で外に向けて表現する良い機会となりました。

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ちなみに、永和のアジャイル経営実現に向けたあゆみは着実に進んでいて、単なる役員のTODOになってしまっていた経営バックログを、未来に向けてやりたいことを積み上げる本来の経営バックログとしてリニューアルするところから始め、毎月役員と事業部長が集まって未来に向けて対話する場を作りその時間を重ねることで、マインドセットも整ってきた感があります。

個人的にも、福井県の著名な経営者の方々と対話する機会があるなどタイミングにも恵まれ、今後もアジャイルな経営というテーマについてまじめに掘り下げていきたいモチベーションが高まっています。

福岡で生成AIをパートナーに笑いを取る

3月8日はスクフェス福岡に参加しましたt。こちらもスポンサーとして、なのですが、遠く福岡の地での新しい出会いもあり、とても楽しい時間でした。サプライズ的にいただいたスポンサーLTでは、生成AIを使って「明太子とアジャイルの意外な関係」について即興でプレゼンテーションさせていただく大喜利的なことをやらせてもらって、大いにウケたのも良い思い出です。

ちなみに、今はGammaなどのスライド生成サービスも多く利用されていますが、私は自作のGoogleスライドプラグインで臨みました。

情報処理学会に初めて参加する

3月15日の情報処理学会第86回全国大会のアジャイル開発オムニバスにて発表をさせていただきました。タイトルは「生成AIを右腕にする。〜ChatGPTでチームはどう変わるか?ソフトウェア開発・マーケティングにおける現場事例」で、生成AIの活用事例の紹介がメインです。

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ちなみに、情報処理学会には初めて参加したのですが、普段参加しているコミュニティとも違う独特の雰囲気があり良い経験でした。アジャイル開発オムニバスでご一緒できた方々に感謝です。

スクフェス大阪でOODAについて語る

6月22日のスクフェス大阪では鳥取トラックで採択いただき、ふくいGirls(1年目)から得た学びを発表させていただきました。 産官学プロジェクトのような普段とは勝手が違う活動で成果を出すために動いていると、気が付けはそれがOODAループになっているよね、という話です。

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ちなみに、2024年はスポンサーセッションを除けばコミュニティでの登壇はこの一度だけでした。スポンサーとして関わる機会が増えるのと反比例するかのように、プロポーザルを書いて登壇する!というモチベーションが下がっていることは否めないかもです。悩ましい…。

福井の女子高校生の理系への関心を高めるべく産官学で連携する

8月・9月は、昨年に引き続き「ふくいGirls未来のテックリーダープロジェクト」に参加しました。計4回にわたって、PythonGoogle Colab の使い方を学んでもらい、最終的に彼女たちそれぞれが関心のあるテーマに関して、実際にデータを分析し、その結果を発表をしてもらいました。

昨年度は6回だったものを4回に短縮したのですが、結果的にそれが集中力を保つことに繋がったのかな、と感じます。ユニークな着眼点のレポートも多く、発表を聞いていてとてもワクワクしました。そして、ふりかえりには「未来のテックリーダーとして活躍したい」との声も!本当に嬉しいです。

ふくいGirls2024参加者の声

ちなみに、テレビや新聞の取材にもたくさん入っていただき、(ついでに)当社新拠点であるAgile Studio Park FUKUI BASEの良い宣伝にもなりました。

高浜町で実プロジェクトへの伴走支援を開始する

今年で三年目に入る福井県高浜町に対するDX支援は、秋口から実プロジェクトにおける伴走型支援が始まりました。

建設整備課の施設管理業務をkintoneを使って効率化する試みで、私はアドバイザーとして関わります。(プロジェクトにはアジャイル開発を適用しているわけではないのですが)、わかりやすく言えばスクラムマスター役であり、POに該当する現課の職員と、開発者であるDX推進担当の職員のサポート役です。

高浜町でのキックオフの様子
高浜町でのキックオフの様子

自治体向けにカスタマイズしたインセプションデッキやBPMNの活用など、これまでに私が取り組んできた様々な経験・ノウハウを、試行錯誤しながら生きた現場に当てはめているような感覚で、とてもやりがいを感じます。

2025年1月末の最初のリリースに向け、現在まさに進行中なのですが、成功した暁には、自治体におけるアジャイル適用の事例として、オープンにしていきたいと思います。

福井の新しい中心部にAgile Studioの新拠点を立ち上げる

そして最後に、2024年の一番のトピックは、やっぱりAgile Studioの新しい拠点であるAgile Studio Park FUKUI BASEの立ち上げです。

新幹線が延伸した3月16日の福井駅前の賑わいを直に感じ、「やはりこのタイミングでこのエリアに進出しなければ!」と思い立ったのでした。

そこから会社に掛け合って内覧して一目ぼれした部屋に入居すべくいろいろ動いて、実際にプロジェクトがスタートできたのは6月に入ったころでした。9月22日のふくいGirls最終回をどうしてもこの新しい場所で開催したく、かなりタイトなスケジュールになってしまったのですが、この難しい要求に応えて素晴らしいデザインを共創してくれた、株式会社ヴィスさんに大いに感謝です。

などなど、想いは以下のブログにまとめたのですが、自分自身ふりかえると、コンセプトの作りこみから什器の素材選び、関連イベントの企画まで、かなり熱量高く取り組めたプロジェクトでした。

www.agile-studio.jp

この拠点の本領が発揮されるのは、実際にそこで働くチームがイキイキと成果を出し、その様子を見学に来てくださる方が目にするときです。準備フェーズの2024年は終わりますが、実行フェーズの2025年も楽しみです。

ということで皆さま、2025年もよろしくお願いいたします。