JUDE/Think!で記憶する

JUDEマインドマップ最適化バージョンである、「JUDE/Think」が発売された。JUDEは、普段のソフトウエア開発には欠かせないツールとなっているが、正直マインドマップはまだそれほど活用したことがない。
そこで今回、JUDE/Think発売記念と銘打って自分なりの活用方法を考えてみた。
実はぼくはクワガタが好きで、毎年夏近くになるとどうしてもクワガタが欲しくなる。もちろん、自分で採集することも多いけど、最近は外国産のクワガタを買ってきてブリードすることも楽しみにしている。クワガタはそれほど長生きしないし、ぼくは標本を上手にしないので、死んでしまったムシ達を思い出すことはとても難しい。
そこで、JUDE/Thinkの出番だ。クワガタの写真をドラッグ&ドロップでマインドマップに張りつけ、種と♂♀ぐらいの区別でなんとなく分類する。そして、それ以外の情報(累代だとか、産地)は「トピック」として思いつくまま記入していく。

JUDE/Thinkは、画像やアイコン関係の機能がかなり追加されているので、この「思いつくままの作業」が楽しい。
一番重要なムシのサイズは、あえてテキストではなくアイコンを使って表現してみた。

ぼくはムシを管理したいのではなくて、記憶したいのだ。マインドマップは発想するためのツールだといわれるけど、それを今回は記憶というか「ふと思い出してにやにやと眺める」ためのツールとして使ってみたことになる。思いのほかうまくいったし、しかも楽しい作業だった。Picasa2などの画像管理ツールでも思い出は記録できるけど、JUDEならそこにトピックやリンクなどの付加情報を追加することができるし、マウス操作でトピックを簡単につなぎかえることができるので、手直しも簡単だ。
こうして生まれた「ある夏のコンテキスト」が毎年積み重なっていけば楽しいな。