『管理ゼロで成果はあがる』に刺激を受けて4年ぶりにブログを書く

先日福井で、『管理ゼロで成果はあがる』を出版されたばかりの倉貫さんと久しぶりにお会いすることができました。

kuranuki.sonicgarden.jp

「働く時間も場所もしばりなし」「休暇は取り放題」「経費は承認なく使える」「上司なし・決裁なし」「売上目標・ノルマなし」など、刺激的なワードが飛び交う本なのですが、これらを実現するためのノウハウ集として読んでも効果はないでしょう。

本書は「生産的に働く」「自律的に働く」「独創的に働く」の3部構成になっていて、これらは、武道やアジャイル開発の文脈でいうところの「守・破・離」にそれぞれ相当してます。

なので、まずは生産的に働くことができるチームとそれを支える仕組み作りのために、第1部に書かれている内容が自分の職場に比べてどうか、自分事として考えるところからスタートです。

おそらく、アジャイル開発に正しく取り組めている職場であれば、納得感をもってうなずける考えや仕組みが多いかと思いますが、「本当に生産的に働くためにあらゆることを自分事で取り組めているか?」と自問自答すれば、まだまだ「非効率だと分かっているけど面倒なので放っておいてること」があることが気が付きます。

私も、自分の仕事とか人に任せる作業を、「置きに行く」ことがあるんですよね。成果にフォーカスしきれない時や改善ループ回せない時、いまだにあります…。

ちなみに、前回のブログは、2014年に倉貫さんが最初に書かれた本の書評でした。4年以上も情報発信していなかったわけです。

 

happyman.hatenablog.jp

当時私は、納品のない受託開発も参考にしながら、新しい受託開発ビジネスを立ち上げようとしていて、その後、G Suiteをベースとした改善型開発サービスであるKAIZENクラウド や、ExcelAccessG Suite に引っ越しするサービスである、HIKKOSHIクラウド  を立ち上げました。かれこれ4年になりますが、トータルでリピート含め約70件のお仕事をさせていただいております。

 今は、これら G Suite ベースの開発も包含したリモートアジャイル開発サービスを、アジャイルスタジオ福井という場所で展開しております(あと、 Scrumのトレーナー としても活動中)。

本書によると、倉貫さんは2009年から300本以上もブログで情報発信を続けているとのことで、大いに刺激を受けました。私も今後、この4年間で得た学びや、自分の思いを発信していきますので、あらためて、よろしくお願いします。