一匹狼論

↓この記事、内容以外にもなんか違和感を感じるなぁ、と思ったら、「客」という単語が全く出てきません。そして「自分」が15個。一匹狼って、自己中心とは違います。

悪く言えば,「おいしいところは自分のためにとっておく」。姑息な考え方と思われるかもしれないが,職人の世界ではごく当然のことである。

一匹狼な職人的エンジニアって、きっとどこの会社にもいて、私もそんな人にあこがれました。すっごく腕が立つが、歯に衣着せぬ発言で、ちょっと部署では浮いた存在。でも、決まって気前が良い。上手に聞けば、ちゃんと技術を語り教えてくれます。そして、お客さまを決してないがしろにしていません。むしろ、自分の仕事に誇りを持っている分、お客さまからの評価を気にします。
この業界、おいしいところなんて次から次に変わっていくもので、ちょっと古くなったおいしいところは、どんどん若手に気前良く譲り、そして自分は新しいおいしいところに向かって冒険する。それが一匹狼でしょう。いつまでも自分のスキルや役割にしがみついたりしませんよ。

もう一つ、

 そのことを押さえたうえで,あえて言わせてもらえば,トラブルシューターには,「たとえ判断が間違って自分の人事評価が下がっても,それが何だ」という気持ちで仕事に取り組んで欲しい。上司に障害を報告せず,わずか一昼夜,手元に情報を握っただけでガタガタ震えるような小心者には,絶対に務まらない。一匹狼こそが,トラブルシューターの真髄なのである。

トラブルシューターという役割のことはよくわかりませんが、自分の勝手な行動の結果が、自分の人事評価だけですまなくなることもあります。エンジニアたるもの、手元に情報を握ってガタガタ震えるくらいの細心さで、お客さまのシステムのことを考えたいものだと思います。

釣られちゃったなぁ。。