2008-01-01から1年間の記事一覧

『Word再入門講座』は役に立つしおもろい

amazonから届いたばかりの『Word再入門講座』を読みながら、私が今まで作ったWord文書のうち、お客さまからあまり評判のよろしくないものを作り直してみる。「レイアウトがちょっとねぇ。(ア)の次の本文の位置、前過ぎません?」と、段落とぶら下げインデ…

「不機嫌」というメッセージ 『不機嫌な職場〜なぜ社員同士で協力できないのか』を読んで

本書での「不機嫌」とは「協力できなくなった社員の関係」の象徴であり、その原因を大きく3つあげています。それぞれについて、私にとってなじみ深い中小の受託開発組織に当てはめて検証し、課題化してみます。 1.進む組織のタコツボ化 まず、効率化と成果…

『受託開発の極意』刊行記念トークショー特設サイト

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5月1日に池袋ジュンク堂にて行われましたトークショー。技術評論社さんの特設サイトにて、たくさんの動画と画像を駆使して特集されています。技術評論社やジュンク堂をはじめ関係者の皆様、本当にありがとうございました。http://gihyo.jp/magazine/wdpress/…

プロフェッショナル3か条

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昨日のイベントで少しだけ話した「受託開発プロフェッショナルの3か条」を、『アジャイルプラクティス』&『MY JOB WENT TO INDIA』とマッピングしてみました。(行頭のア、がアジャイルプラクティス。イ、がMY JOB…です) この3か条はもともと弊社新入社員…

『受託開発の極意』刊行記念トークショー

『受託開発の極意』刊行記念イベント@ジュンク堂池袋東店(兼)オブジェクト倶楽部春イベントで話してきました。参加いただいた方、本をお買い上げいただいた方、本当にありがとうございました。 角谷さんも言うとおり、かなりハイコンテキストな話になって…

プログラマならWordを使え

さっそく予約しました! 開発者の多くは Word が嫌いです。しかし私が見たところ、Word が嫌いと言う開発者で、Word を本当に知っている人はいません。どこででも使える効果的なツールでありながら、機能が豊富なために「使いづらい」と思われてしまっている…

『受託開発の極意』刊行記念トークセッション@ジュンク堂書店池袋店開催のお知らせ

角谷さん&天野さんとトークセッションを行います。まだあと少し入れるそうなので、興味ある方は是非予約をお願いします。 こんなの初めてなので正直どうなるかドキドキなのですが、何か少しでも持って帰ってもらえる話ができるよう今から気合入れておきます…

お花見勉強会@大阪

行ってきましたよお花見勉強会。雨天中止&事前検証なしの自家発電機による野外プロジェクタ。あらゆるリスクを吹き飛ばし成功させたのは関西のパワーなのか! 4月12日(土)に関西のコミュニティ合同イベントとしてお花見勉強会を行いました。 お花見シーズン…

受託開発における無駄を考える

gihyo.jpに特別記事(その2)がアップされました。今回は「リーン開発の本質」にかなりインスパイアされてます。 使わない機能,使ってもらえない機能をリリースしても無意味です。せっかく作っても,泣く泣くお蔵入りです。とはいえ,そこには受託開発固有…

オフショア開発で奮闘する中国人開発者の視点

チェンジビジョンの周さんの記事。視点が新鮮! 私の母は,よくこう言います。「人生は,1の後ろに零(0)を加えていく過程です。最初の“1”は,あなたの健康です。生まれたときに一つの零を加えられて10になります。小学校を卒業したら100になります。そうや…

プラスαを促進するには

技術評論社の特設サイトに新たに書き下ろしました。お客さまの高い満足度を得るために、開発者は主体的に「プラスαの」行動をする必要がありますが、それに必要な心がけと環境は何なのか。実例をもとに考察しました。詳細はgihyo.jpでどうぞ。 具体的には,…

かんばん in キッチン

今年度から、町内の体育委員の役を仰せつかってます。いろいろとやることが多く、私にとってはプロジェクトが一つ増えたようなものなのです。 で、「かんばん」です。100円ショップのホワイトボードに、付箋を貼り付けTODO管理です。出張が多い私にとって、…

「中庸」の極意

黄レンジャー平鍋さんから、とっても嬉しいメッセージをいただきました。私と永和システムマネジメントという会社について、平鍋さんらしい切り口で、熱く語られています。本当にありがとうございます。 後でだんだんわかってきたのだが、彼はタイプで言うと…

お客さまのWhat

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ちょっと説明不足だったようですね。 誤解のないよう、「お客様のWhat」を真剣に追求している開発者に失礼のないよう、補足します。 受託開発の世界って、「何を作るか」の部分は「客に丸投げ」なんだよね、当たり前だけど。開発者側が自分で「こういうのが…

技術者の価値観

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たぶん、技術者には、「この俺の仕事見てよ。どうよこの曲線の美しさ!」的価値観が先にあって、「あの国家的プロジェクト知ってるでしょ。実はあれに参加してたんだよ!」的価値観は後からついてくるのだと思います。 だから、実際に見て触ることが難しいシ…

「自分が作ったこと、公開したい?」

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開発者としての本音が知りたくて、何人か永和の受託開発メンバーに聞いてみました。サービス系(BtoC)をやってるメンバーでも、意外と非公開派が多いようです。もちろん機密保持の問題や、オープンにして構わない場合でもいろんな思惑やしがらみが面倒にな…

『受託開発の極意』amazonで予約開始!

受託開発の極意―変化はあなたから始まる。現場から学ぶ実践手法 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)作者: 岡島幸男,四六出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2008/04/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 25人 クリック: 1,381回この商品を含むブログ (91件) …

自発的に仲間が集まる

感動した!俺も頑張る! で、それは勿論重要なんですが、個人的には「そういった話を自発的にやろうとする同僚がいっぱいいる」ことを再確認できたのが嬉しかったです。深夜の飲酒タイムでも「愚痴ではない会社の話」を延々と出来るのは嬉しいものでした。

S2JavelinとArrowViewでログをシーケンス図化する

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私はSeasar2に非常にお世話になっています。ふりかえればもう5つの実プロジェクトに採用しており、私のチームでJava+WebといえばデフォでSeasar2なのです。 そして実はS2にはもう一つの縁があります。最近はUrumaに携わるSMGの小森さん(id:y-komoriさん)…

面談と35歳定年説

私も現在、面談期間中です。 面談の良いところは、個人個人の問題について深く考える機会があることだ。 数年前までは、自分の問題だけ考えて生きていました。しかし面談をする立場になった今、メンバー達の問題をいっしょに考えるのが私の役割です。 面談の…

チームのオーケストレーション

オーケストレーションというIT用語があります。5年ほど前、私はSOAの文脈で、オーケストレーションについて調査したことがありました。複数のサービスを協調して動作させ、より大きな目的を実現するサービスを実現するような考え方なのですが、今思えばバス…

ディベートはプロレスだ!

ディベートに負けました。 やっぱり悔しいですが、それ以上に楽しかったですね。私は「SI(受託開発)はプロダクト開発より開発者を幸せにする」という立場で語りました。自分の普段の主張をまっすぐにぶつけたつもり、、だったのですが、萩本さんに見事やり…

デブサミ:オブジェクト指向の知的格闘技『O-One』特別編

明日の夕方、デブサミコミュニティライブにて、ディベートに参加します。O-Oneは、「オブジェクト指向の知的格闘技」と銘打ってはいるものの、議論はオブジェクト指向に縛られるものではありません。私は第2回の大会に参加して準優勝させてもらってますが、…

システム開発現場のファシリテーション

面白いファシリテーションの本を紹介します。システム開発現場のファシリテーション ~メンバーを活かす最強のチームづくり~作者: 新岡優子,前川直也,西河誠,小田美奈子,上田雅美出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2008/01/29メディア: 単行本(ソフトカバ…

WEB+DBイベントの動画公開

年末のイベント、動画が公開されました。「受託開発を楽しむ。〜 もっと「ソーシャルに」仕事する!」ってところです。 http://gihyo.jp/event/2007/tech-meeting/data http://www.nicovideo.jp/watch/sm2005438 時間は20分程度です。どんどんフィードバック…

交渉と小さなサービスの差

先週末新車を購入しました。 トヨタのノアとヴォクシーで迷いました。(この2台はほとんど同じ性能・値段で、違いはデザインだけなのです)最終的には家族とも相談しノアに決めたのですが、その過程では色々な気付きがありました。 交渉の楽しさ 車を買うの…

人の振り見て我が振りなおせ

あけましておめでとうございます! そろそろ正月休みも終わり、ということで息子の冬休みの宿題を見ながら、このエントリを書いています・・・。いやぁ、人を教えるというのは、自分が教わるのと同じですね。2008年は教訓話からスタートです。 凡ミスはもっ…